11/17芸能山城組創流五十周年記念公演「幻響」其之壱〈黎明〉

芸能山城組公演　チケット好評発売中！
2024年11月17日（日）開演16:00
なかのZERO大ホール（東京）

『交響組曲AKIRA』の新ライブで大反響を呼んだ
〈逢燦杰極（アキラじぇごぐ）〉シリーズ
それを広大深遠な時空に昇華させた“幻響”を世に問う
新しいライト・トランスが魂を震わせる

『交響組曲AKIRA』のコンサートホール・ライブとして大反響を呼んだ〈逢燦杰極（アキラじぇごぐ）〉３回シリーズ。
それを広大深遠な時空に昇華させた「幻響」其之壱〈黎明〉を、芸能山城組創流五十周年記念公演として初めて上演します。

第一章〈幻唱から幻響へ〉
芸能山城組五十年の歩みを代表的な作品を通してたどります。
「幻唱」とは、芸能山城組が拓いた新しい合唱の領域です。歌たちの原生命の忠実な再生とともに今を生きる我々の感性に基づく新しい創造をも達成しようというもので、私たちの脳機能を夢幻の世界に飛翔させるライト・トランス性の合唱をいいます。
その原点となったブルガリア女声合唱・ジョージア男声合唱、そしてタイ山岳地帯に棲むアカ人の相聞歌にヒントを得て作曲した新しい形式のポリフォニーで国際的成功をおさめた〈御綬結い（みしるしゆい）〉の美しい響きをお楽しみいただきます。

さらに、山城祥二の創る音楽は、声と声以外の発音体とが有機的に融合した「幻響」へと進展します。
『輪廻交響楽』の１曲〈瞑憩〉は、幽玄甘美な響きが特長のスマルプグリンガン形式のバリ島ガムランと声とのアンサンブルで創った初めての本格的な「幻響」作品です。
第一章の締めくくりは、声と青銅製のガムラン・スマルプグリンガンに、さらに巨竹アンサンブル〈ジェゴグ〉が加わった『輪廻交響楽』の〈転生〉です。今回バリ島きってのジェゴグ制作の名手が本公演のために造った新しいチューニングのジェゴグが初めて使われ、声とガムランと一体となって創出する「幻響」の感動を堪能していただきます。

第二章〈幻響AKIRA〉
こうして創られつつある新しい「幻響」という創造世界の中で見違えるような変容を遂げた『交響組曲AKIRA』の精髄を爆発させます。
〈金田〉〈クラウンとの闘い〉などおなじみの曲に、ライブでは困難とされたガムランと合唱の共演が聴きどころの〈鉄雄〉がステージ初登場するなど、「幻響」の果てしない魅力をお届けします。新しいライト・トランスの音楽が魂を震わせることでしょう。