第48回 芸能山城組 ケチャまつり
48th Cak Festival, Geinoh-Yamashirogumi
〈ケチャ〉では、100人近くの男性が円陣を組み、「チャッ、チャッ」という鋭い叫び声による4つの異なるリズムパターンを指揮者もなしに組み合わせ、精緻な16ビートの網目模様を織りなします。
そこに煌びやかな装束や仮面をまとった男女の踊り手が次々に登場し、インドの古代叙事詩「ラーマーヤナ」の物語をエキサイティングに繰り広げて、演じる者は言うまでもなく、見る人をも忘我恍惚の境地へと誘い込みます。

今年のケチャでは、これまでにもまして質量ともに充実を図り、バリ島を凌ぐ精緻で強靭なケチャの実現をめざします。一糸乱れぬ演者たちの動き、地上最強の快感のリズム・16ビートの創出を可能にするのは、〈以心伝心〉〈阿吽の呼吸〉、すなわち〈絆の脳機能〉です。
いま、地球上の至るところで分断と諍いが拡大するとともに、生成A Iの急速な発展により、人類固有の営みが次々と非生物による作用に置き換えられつつあります。
そんな時代だからこそ、生身の人間が宿している本来の〈絆の脳機能〉を呼び覚まし、互いに絆を強めて人びとの心をひとつに繋ぐライトトランスの世界を創出するケチャの意義は、ますます貴いものになっていると考えます。
このケチャの創造に参画する意欲にあふれた仲間を大募集します。
共に歌い演じ、人と人とが「群れ」として互いにつながる。それが生み出すライトトランスのパフォーマンスを自ら創造する醍醐味は格別です。
体験も交えてケチャの詳細をご紹介する「体験会」や、私たちの全体像をお伝えする「芸能山城組説明会」が毎週のように開催され、新しい仲間が続々と増えています。奮ってご参加ください。

ケチャへの参加は男性だけとなります。女性の皆さんは、ケチャと同様に互いに気配を感じ合いながら創りあげる超絶の音世界〈ブルガリアン・ポリフォニー〉の演奏に参加していただくことができます。
もちろん、男女とも、白熱の仕込みから賑わい溢れる露店の運営、感動の撤収に一部始終に加わり、ケチャまつりの醍醐味を存分に味わっていただきます。
なお、参加された皆さんには、男女を問わず 、芸能山城組が1978 年の初演から約40年間にわたり上演を重ねた「群芸《鳴神》」を再創造する劇場公演「幻響《鳴神》」(11月22日 なかのZERO大ホール)でも共演していただけるよう準備を進めています。

