芸能山城組公演「幻響」其之参《鳴神》
Geinoh Yamashirogumi Concert "GENKYO III"
「幻響」其之参《鳴神》
2026年11月22日(日)開演16:30
なかのZERO大ホール(東京)
源流、そして未来形
待望の「幻響」シリーズ第三弾の第一部は、秀でたアコースティックのコンサートホールでなければ不可能な、〔オフライン同期とライト・トランスとの相乗効果を発現させる〕幻響の挑戦
[Ujan Mas] [Yama Sari] 「交響組曲AKIRA」から[鉄雄]
さらに、「幻響」シリーズの集大成「幻響《鳴神》」が美と快の坩堝に導きます。
第一部 幻響の源流
芸能山城組が追求する〈ライト・トランス〉性の音表現「幻響」、その源流は、バリ島の青銅の打楽器アンサンブル〈ガムラン〉にあります。私たちは1980年代からガムランを取り入れ多くの創作曲にも活用してきました。
ガムランは、二人一組での入れ子奏法によって、目もくらむような素速いパッセージを奏で、二台のチューニングをずらすことによって発生するうなりは、快感を生む超高周波とゆらぎを増強します。この複雑なオーケストレーションを指揮者なしの「以心伝心」「阿吽の呼吸」、すなわち〔オフライン同期〕で演奏します。
ガムランが生み出すライブでしか体感できない極上の〈ハイパーソニック・サウンド〉を、バリ島で生まれた名曲でご堪能いただきます。
そして、山城祥二作曲「交響組曲AKIRA」の代表曲のひとつ[鉄雄]は、このガムランと人間の声、電子音、日本の平太鼓など、異質な素材を巧みに調和させてシンフォニックに構築。次世代の地球社会にふさわしい「幻響」の音世界を描き出します。
演奏曲:[Ujan Mas] [Yama Sari] 「交響組曲AKIRA」から[鉄雄]
第二部 幻響《鳴神》
「幻響」シリーズの集大成「幻響《鳴神》」。1978年以来超ロングランを続けている「群芸《鳴神》」を換骨奪胎して8年ぶりに上演します。
歌舞伎十八番『鳴神』の物語をベースに、日本の伝統的な歌や踊り、和太鼓、ケチャ、ロックや電子音楽など多彩な表現と、最新鋭の音響・照明が渾然一体となった驚異の〈劇場パフォーマンス〉です。
とりわけ、主役を固定せず誰もがもつ力を極限まで増幅した〈群れの芸〉の表現は、商業演劇界に衝撃を与え、スーパー歌舞伎などを誘発させたともいわれています。
「幻響《鳴神》」では、さらに新しい演出や舞台機構を構築し、クライマックスの〈黒龍昇天〉の場面では、雷鳴轟くなか数多くのメンバーが肉体を集積させて、巨大な龍を創りあげます。
極めつきの美と快の坩堝〈ライト・トランス〉をぜひ体感ください。
