マルチパフォーマンス・コミュニティ

ケチャまつりのご案内

第42回 芸能山城組ケチャまつりのご案内

日ごとに夏の光と風が感じられるこのごろ、お元気でお過ごしでしょうか。いつも芸能山城組に温かい心をお寄せくださり、まことにありがとうございます。
さて、私たちが催す最大のイベント〈ケチャまつり〉を、本年も8月2日(水)から6日(日)までの5日間、木陰が涼やかな風を誘う都会のオアシス、新宿三井ビル55HIROBAで挙行する運びとなりました。今年は、全く異なるふたつのケチャを日替わりで演じわけるという、四十年を超えたケチャまつり史上空前の大胆きわまりない企てに挑戦いたします。
バリ島村落共同体〈バンジャール〉の男衆が組上げるケチャの円陣の中には、ケチャのあの精緻な合唱のリズムや声をはじめ、円陣の姿態とその変化、舞踊や劇的表現の所作、これらを含む全体の流れを制御する〈核心〉(コア・ユニット)が存在します。それは、全体を統制する〈ダーク〉をはじめ、〈ダーラン〉(謡)、〈プポ〉(登場人物の主題旋律=ライトモチーフ担当)、〈タンブール〉(テンポとビートの指標)、〈タンダック〉(語り部)から構成された、非常に高度な制御体系です。これを構成する数人が、実は、外からの視線ではほぼ絶対に不可視の状態でケチャの環の中に埋設されているのです。
ところが、今年のある日の稽古、わずか2時間くらいのあいだに、全体の流れを直接制御する〈ダーク〉、〈タンブール〉、〈プポ〉という決定的な役割に必要な異なる適性を、まったく経験のない三人が突然に見いだされ起用されるという奇蹟的な出来事がおきました。この瞬間から私たちは、それぞれの真髄を宿したふたつのコア・ユニット=〈核心〉がそれぞれ先導する、ふたつの互いに異なるケチャを演じることが可能なケチャ仲間へと飛躍したのです。そこで今年のケチャまつりでは、こうしたふたつのケチャを日替わりで演じわけ、それぞれの魅力をお楽しみいただこうという、ケチャまつり開闢以来の企てに、白熱の取り組みを続けております。
新たな〈核心〉が加わり日替わりの上演に挑むケチャを中核に、本場の達人たちから精髄を学んだ巨竹アンサンブル〈ジェゴグ〉、青銅の交響楽〈ガムラン〉などバリ島芸能の数かず、岩手県江刺の師匠たちに現地に通って直伝を授かる日々を重ねている鹿踊(ししおどり)、昨年のハイパーハイレゾ・レコーディングで拓いた新境地をさらに錬磨したブルガリアとジョージアの合唱など、世界の芸能の精華をご披露します。これら最高峰のワールド・パフォーマンスと、組頭が全霊をかたむけた〈ハイパーソニック・野外ライブ〉が織りなすアートとサイエンスの饗宴がくりひろげられます。
一方で、これと表裏をなす共同体としての進化は、山城流の門をたたく新たな仲間たちの勢いとその多様性に顕れています。山城組のウェブサイトを通じて自ら飛び込んできた14歳の最若手、驚くべき気力・体力を披瀝し、瞬く間に中核メンバーになった70歳を間近にした最年長の「新人」、さらに親子や幼子を抱えた夫婦なども加わって、久しく待望してきた「自然界の生き物の群れのように、多様な活性の拡がりをもつ社会集団」が形成され、〈絆の芸能〉ケチャにふさわしい本来の共同体の姿に肉迫しています。それは群れとしての裾野の広がりと並行して、そのコアの部分では、共同体を共同体たらしめる非言語脳機能のオフライン同期(命令系統や同期信号なしに成立する群れの一体性)が本格的な水準に達しつつあることの現れではないかと考えられます。
さらに、私たちの新たな展開を祝福するかのように、組頭山城祥二こと科学者大橋力による畢生の書『ハイパーソニック・エフェクト』が、今夏のケチャまつりと踵を接して刊行されます。本書は、聴こえない超高周波を伴う音が基幹脳を活性化し心身にポジティブな効果をもたらすというハイパーソニック・エフェクトの発見、実像、活用から将来の展望までを描き切った初の一冊となります。脳を美と快感であふれさせるケチャまつりで、ぜひその真価を体感いただければ幸いです。また、ケチャまつり会場最寄り新宿駅新南口の「NEWoMan」に世界で初めて常設され反響を呼び続ける〈脳にやさしいハイパーソニック空間〉もあわせてご体験ください。
〈美と快と感動の脳機能に着火するハイパーソニック祝祭空間〉ケチャまつりを、今年も存分にご堪能くださいますよう、つつしんでご案内申しあげます。
また、私たちはいま、より大きなケチャの環とより熱い絆で結ばれた群れづくりをめざして、全国から馳せ参じる「祭仲間」に加えて、組員候補の「花若」となる新人を大募集中です。お知り合いの方も含め、メールやお電話でお気軽にお問い合わせいただき、ご参加をたまわることができれば幸いに存じます。
 
平成29年7月吉日

芸能山城組

 

第42回 芸能山城組ケチャまつり開催概要

■日 程  平成29年8月2日(水・宵宮)~ 8月6日(日)
  8月2日(水・宵宮)は午後3時頃開始。8月3日(木) ~6日(日)は正午頃開始。
■場 所  新宿三井ビルディング 55HIROBA(ゴーゴーひろば) 小雨決行
(JR新宿駅西口・徒歩8分、都営地下鉄大江戸線「都庁前」駅・A1出口前)
■入場料  無料
■主な催し物(ご家族連れで一日中お楽しみいただける祭りです)
◇正午頃~午後4時頃
・バリ島の巨竹アンサンブル<ジェゴグ>の演奏と手ほどき
・みちのくの太鼓 華の競演(鹿踊、じゃんがら念佛踊り)

◇午後5時頃
・ブルガリア女声合唱  ・ジョージア男声合唱
◇午後6時頃および7時頃
・バリ島の青銅の交響楽<ガムラン>の演奏と踊り
◇午後8時頃
・バリ島の呪術的合唱舞踊劇<ケチャ>
○終日 縁日と大道芸(山城流バナナのたたき売りなど)
※最終日6日(日)は、夕刻以降の演目の開始時刻が1時間早まります。
※内容・順序は都合により変更になる場合があります。
■祭り人 芸能山城組、ひろばにお集まりのみなさま
■主 催 ケチャまつり実行委員会
■共 催 三井不動産株式会社
■後 援 東京都、新宿区、駐日インドネシア共和国大使館、在日ジョージア大使館、駐日ブルガリア共和国大使館
■問合わせ ケチャまつり実行委員会

電話03-3366-4741 FAX 03-3366-4742
E-mail:cak@yamashirogumi.jp Web: http://www.yamashirogumi.jp/
〒164-0003東京都中野区東中野1-22-3 芸能山城組事務所内

ケチャまつり募金のお願い

“ケチャまつり”は、その誕生から現在に至るまで、人類の遺伝子に刻まれた祭り本来のコンセプト「万人に向かって開かれた快適空間」にのっとり、一貫して「入場無料」で行われてきました。この理想を稔らせ続けることは、祭り創りに汗を流す私どもの心意気だけでは不可能であったことは言うまでもありません。こうした取り組みを支えてくださる多くの方々からの物心両面のご支援によってはじめて、この理想を貫くことができました。まことにありがとうございます。
つきましては、いよいよ雄飛しようとするケチャまつりの趣旨にご理解をたまわり、何卒、例年にも増して絶大なご支援をたまわりたく、つつしんでお願い申しあげます。
ケチャまつりへの募金にご協力をたまわります際には、同封の郵便振替用紙(口座番号記入済・手数料無料)、または下記銀行振込にて浄財をお送りいただくことができれば幸いに存じます(振込手数料は、恐れ入りますがご負担をお願い申しあげます)。
7月17日からは、スマホやパソコンを通じてネットでの入金やコンビニ入金(オンライン決済)も利用できるようになりました。
ご芳志をたまわりました方のご芳名は、「ケチャまつりガイド」に掲載させていただくほか、ケチャまつり会場などに掲示させていただきます。

振込先
●郵便振替 口座番号 00180-7-109541      ケチャまつり実行委員会
●銀行振込 みずほ銀行中井支店 普通1723778  ケチャまつり実行委員会
●オンライン決済リンク先 : 「第42回芸能山城組ケチャまつり」応援募金(peatix)はこちらをクリック
    オンライン募金のご報告

PAGETOP
Copyright © 芸能山城組 All Rights Reserved.
Powered by WordPress & BizVektor Theme by Vektor,Inc. technology.